Artglorieux アールグロリュー

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−前衛の衝撃− 嶋本昭三とAU展
2017年9月14日(木)→ 27日(水)

「芸術とは人を驚かせることである」

嶋本昭三(1928〜2013)は具体美術協会の創立メンバーのひとりであり、国際的に活躍した前衛芸術家です。
パフォーマンス主導のスケールの大きい創作活動で知られ、鉄パイプに絵具を詰めてガスで爆発させる「大砲絵画」、絵具の詰まったガラス瓶を高所から叩きつける「瓶投げ」の手法など、誰もやったことがない表現が欧米で高く評価されました。
1998年にはアメリカ ロサンゼルスの現代美術館(MOCA: The Museum of Contemporary Art )の「戦後の世界展」において、ポロック、ジョン・ケージ、フォンタナとともに世界の4大アーティストに選ばれています。
1976年に結成されたAU(Artist Union 後に Art Unidentified )の事務局長を務め、若手作家の育成に熱心に関わるとともに、日本障害者芸術文化協会の会長も務めました。
オリジナリティにこだわる姿勢や、多様性や個性を尊重する考え方は、今の時代に改めて評価され、その姿勢はAUのアーティストたちに引き継がれています。

作品収蔵
テート・モダン・ミュージアム(ロンドン)、ローマ国立近代美術館(ローマ)、ポンピドゥー・センター(パリ)、カ・ペーザロ美術館(ヴェネツィア)、モッラ・ファウンデーション(ナポリ)、等

AU (Art Unidentified )

ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズの一人、吉村益信の呼びかけによって1975年にArtist Unionとして設立されたAUは、1960年代に活躍した画家、評論家、建築家など多分野にわたるアーティストを中心とし、「具体」を始めとする戦後日本前衛美術の潮流を引き継いで活動を展開してきました。
1976年には事務局長に嶋本昭三が就任し、具体機関誌によって具体の活動を国外へと広めた時と同様、AU誌を発行することで世界とのネットワークを構築することに成功。
1980年にArtist Union からArt Unidentifiedへ改名し、その後もメールアートやパフォーマンスなど多方面での活動が注目される一方、障害者によるアートにも注目し、アートの表現による自由、無限の可能性を体現する団体としてその地位を築いてきました。
結成から42年の時を経た今日においても、常に若いアーティストを発掘し、その活動を世界に発信し続けています。