Artglorieux アールグロリュー

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蟹江 杏 新作展 -万物への眼差しー
6月4日(木)→6月10日(水)

「うたえ、ほえろ」 「星空をつくるおまじない」 「日の出をはこぶ」 「花のつむじ風」

人、動物、自然、子どもたち。そして全ての物へ。
独特の鋭い角度から物事を捉える蟹江杏。そこにある喜びも怒りも悲しみも、彼女の内でまるで月明かりのように静かにあたたかく全てを包み込む。
強くしなやかに描かれた線。圧倒的に鮮やかであるのに、どこか儚げな色彩。
それはまるで心地よい陽だまりの中にいるような感覚と同時にペーソスを誘う。
その作品の世界は、彼女が描く線と色の魔法。
稀に見るこの世界の現状で画家 蟹江杏が見つめるその眼差しの先にあるメッセージを受け取って頂ければ幸いです。
渾身の2020年、新作を初公開・展示販売致します。

蟹江杏 東京生まれ。「自由の森学園」卒業後、ロンドンで版画を学ぶ。
「NPO法人3.11こども文庫」理事長。美術館や画廊、全国の有名百貨店、その他国内外での展覧会多数。絵本・エッセイ・舞台美術・壁画制作・講演会など活動は多岐にわたる。
東日本大震災をきっかけに、被災地のこどもたちのために福島県相馬市に絵本専門の文庫を設立。新宿区、練馬区、日野市をはじめ各地の都市型アートイベントにおいて、子どもアートプログラムのプロデュースやコーディネートを担当。
「文部科学省復興教育支援事業」では、コーディネーターとして参画するなど、全国の子どもたちとアートをつなぐ活動を行う。またBMWジャパン、JTA(日本トランスオーシャン航空)など、企業とのコラボレーションも多数手がける。これまでの活動実績から「SDGs JAPAN」と連携し、アートやアーティストとSDGs、そして各NPO・NGOとアートをつなぐ役割を務めている。