Artglorieux アールグロリュー

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小柳景義個展  ー 小人物小世界 ー
8月6日(木)→8月12日(水)

「猫視耽々-ししゃも-」 10号M 「猫視耽々-煮干し-」 6号F 「爽やかな夏」 6号F 「西瓜遊び」 10号F 「人たらし」 6号F 「甲斐の虎」 6号F
果物や野菜、招き猫などを舞台に小さな小さな世界が描かれています。
作品の中で繰り広げられる小人物たちのユニークな動きに、思わず笑みが浮かびます。
また、今展では武田信玄、上杉謙信などの「武者絵」や、迫力ある「鯨」の作品も登場いたします。
近くで見るとよりいっそう楽しめる作品たちを是非ご高覧ください。

<作家ごあいさつ>
まずはじめに、この度GINZA SIXにおいて初個展開催となりましたこと、関係者の皆様に御礼申し上げます。
私の作風は今展のタイトルの通りとなりますが、主に小人物たちを絵の中に登場させ、それぞれの場面で活動を展開している内容となっています。果物、野菜、干物であったりとモチーフの雰囲気を感じ取りながら絵を構成しています。
これらの作品の世界観は幼少期に特撮ジオラマや鉄道ジオラマの本を読み込んでいた影響があります。
設定された世界の中で小さい人物を頭の中で妄想して動かすことをよくやっていたような記憶があり、今は自分なりにその妄想を具体的に絵に落とし込んでいます。小さい人物については一人ひとりが生き生きと行動していたり昼寝していたりと様々ですが、誰一人としておろそかにせず描いています。そんな小人物たちの行動一つひとつに目を向けて頂ければ作者としては幸いです。
また、今展では武者絵も登場しています。こちらは単に戦国時代が好きですので描きたくなる衝動を抑えられずついつい描いてしまったという具合です。ですが、ひとつ動機が無いわけでもなく、それは現代版武者絵の多くがやたらと綺麗に美男に表現されていることに以前からなんともいえない気持ちを持っていて、それに抗ってそれぞれの表情を描きました。
本年2020年に入ってからも大変な出来事が続き、気持ちも落ち込むことが多々あるかと思いますが、今展示の作品を鑑賞していただいて小さな楽しみを味わって頂ければ私自身、描いてよかったなぁと感じる次第です。
是非、お楽しみください。

小柳景義