書家として多くの実績を残してきた武田双雲が、2019年から現代アーティストとして始動。
書をベースとした自由な発想で生み出された作品は見る者を元気にしてくれるパワーを秘めている。今展では「愛」をテーマに作品を制作。コロナ禍で混乱し不安が大きくなった社会に投げかけられた武田双雲の「愛」を感じて欲しい。
<作家挨拶>
世界は今大変革の時代を迎えました。民主革命、産業革命を経て世界大戦から、大量生産環境破壊。同時にIT革命が勃興し、コロナ禍によって急速に人類全体のライフスタイルの変化を求められています。大きな変化の時に、多くの人々は混乱し不安が大きくなります。しかしこんな時こそ、やっぱり愛だなと強く思いました。地球への愛、他人への愛、家族への愛、自分への愛。愛こそが、よりよい未来へと導いてくれるものだと信じています。僕もつい不安にかられて愛を見失いそうになる中、僕なりの愛をこめて作品を作らせてもらいました。こうやって作品を制作させていただき、観てもらえることをとても嬉しく思います。あらためて関わるすべてのみなさんに心より感謝申し上げます。少しでもみなさんの人生の愛増幅に貢献できることを願っています。
武田双雲