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―新版画の美― 川瀬巴水 木版画展
11月19日(木)→11月25日(水)

「雪の増上寺」昭和28年(1953) 旅みやげ第二集 「佐渡西三川坂」 大正11年(1922) 「湯宿の朝(塩原新湯)」 昭和21年(1946) 絶筆 「平泉金色堂」 昭和32年(1957) 旅みやげ第三集 「加賀八田」 大正13年(1924) 「赤目千手瀧」 昭和26年(1951)

川瀬 巴水(明治16年 - 昭和32年)は、衰退した日本の浮世絵版画を復興すべく、新しい浮世絵版画である「新版画」を確立した人物です。
糸組物職商人の長男として生まれましたが日本画家・鏑木清方の門人となり、この時に「巴水」の号を授かりました。同門・伊東深水の<近江八景>を見て木版画に興味を持つと、大正7年に渡邊版画店から塩原三部作を発表。その後も日本各地の旅行先で写生した絵を原画とし数多くの版画作品を刊行し、近代風景版画の第一人者となりました。
日本的な美しい風景を叙情豊かに表現した巴水は「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと呼ばれており、海外では葛飾北斎・歌川広重等と並び称される程の人気があります。
このたび世界中から集められた作品の中から、版元・渡邊版画店の眼で厳選された貴重な大正期の作品を含む30点余りの初期摺り木版画作品を展示即売いたします。

 
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