「バベルの塔」に象徴されるように数多くの作品(小説・映画・マンガ)に登場する建造物、構造物が現代社会を映すように、田島もそれらを表象することで警鐘またはその可能性を探っています。制作技法としては古くからある絵の具を用いて手で描く手法と、現代ならではの3DCG技術を用いたハイブリッドな技法を用いて現代から新たな未来への融合を試みています。今展のタイトルである表題作「NEW GATE」では、未来世界を行き来するワープゲートを描いています。田島治樹が描く未来世界を通じて、皆様が新たな世界を発見できるきっかけとなればと思います。
略歴
1︎988年 埼玉県生まれ 。
2︎015年 東北芸術工科大学 芸術文化洋画領域 修了 。
デジタルとアナログのハイブリッド技法。主に未来の建造物、廃墟を描く。
それらを描くことで、警鐘またはその可能性を探る。
主な個展 / 2022年「DIFFERENT VIEW」(東京),2017年「田島治樹 個展」(東京)
主なグループ展 /2023年,ART!ART!TOKYO(東京)/SIGNS OF A NEW CULTURE(東京)など
主な受賞 / 2020年,INDEPENDENT TOKYO 2020 特別賞/ 2019年,SHIBUYA ART AWARD 2019大賞・オーディエンス賞