それぞれが違った環境で育ち、学び、それらを糧として作家として活動をしている女流日本画作家による4人展。
柔らかな和紙の質感を生かし、誰かの記憶や想いへ静かに寄り添う作品を目指して描く福田彩乃。
自然に囲まれて育った自身の経験から山を題材に山の神秘性や荘厳さなどを表現する前田茜。
植物や自然から得られる不思議なエネルギーや感動を頼りに作品からも似たような感動を起こすべく模索する宮崎美子。
自身が理想とする生き方や考え方をテーマに墨を主に白黒のシンプルな配色で描く宮田佳子。
才能あふれる4人の初顔合わせになる今展では、それぞれが目指す表現方法等を比較してお楽しみください。